あの”栗きんとん”の季節がやってくる!岐阜県の恵那・中津川地方の栗きんとんは毎年各種メディアで話題!
『栗きんとん』と聞くと、黄色い栗あんと栗が入ったものを想像してしまう方が多いと思いますが、岐阜県の東濃地方では、『栗きんとん』といえば栗を炊いて、すりつぶし、少量の砂糖を加えて茶巾で絞ったお菓子のこと。
近年、テレビ番組などで取り上げられて話題になり、ネット通販でお取り寄せが殺到。
毎年、秋の栗の収穫時期を楽しみに待っている方も多いはず。
岐阜県東部の恵那市や中津川市では50店以上のお店でこの『栗きんとん』を作って販売しています。自然豊かな峡谷や紅葉のキレイな観光地でもあることから、秋になると多くの観光客が訪れる場所でもあります。
そのほとんどの観光客が手土産として買っていくのがこの『栗きんとん』。原材料が栗と砂糖のみという保存料を使用していないお店がほとんどで、賞味期限が短いところが多く、この季節でしか楽しめないお菓子でもあります。
恵那栗(えなぐり)
恵那栗とは、岐阜県東部の恵那市・中津川市でとれる栗の総称。いろいろな品種がありますが、この地方で栽培された上質な栗を”恵那栗”というそうです。
そのなかでも、特に厳しい条件をクリアしたものを”超特選恵那栗”と名づけ、恵那栗の最高級品として契約出荷されているそうです。
恵那川上屋
東濃地方で有名な栗きんとんといえば、”恵那川上屋”。恵那市にある本店には連日多くの観光バスも訪れ、賑わうお店です。店頭限定のスイーツもあり、長い行列ができることも。
岐阜県内に数店舗を展開しており、サービスエリアなどのお土産コーナーでも、”恵那川上屋”の名前を見ることができるところもあります。
秋の栗の収穫時期には栗きんとんが人気となりますが、一年中栗を使ったお菓子を販売しています。
こちらは、恵那川上屋本店と可児御嵩インター店でしか食べることができない巨大モンブラン『栗一筋』。
毎年大人気のスイーツで、かなりの大きさと食べごたえながら、女性でもペロッと食べてしまう方も多い。毎年これだけを目当てに恵那へやってくる方も。
やはり一番人気は恵那栗を使った『栗きんとん』。
手土産にしてもよし、自分へのお土産にしても良し。
恵那川上屋可児御嵩インター店でイートインできる栗のお菓子の盛り合わせ。
どれも深い栗の味があり、自然の甘味と口どけでさっぱりといただけます。
この時期にしか手に入らない『栗きんとん』ですが、「岐阜県は遠い」という方はオンラインショップでネット通販もしています。早期予約(8月中旬ごろ)もあるようです。賞味期限が3日と、短いのでお気を付けくださいね。
恵那川上屋のネットショップサイトへはこちら↓
くり屋南陽軒
恵那川上屋以外でも、栗きんとんを扱うお店は多数。それぞれに趣向を凝らしたお菓子に仕上げています。
こちらの”くり屋南陽軒”も、柿の実の中に栗きんとんを入れたお菓子、その名も「栗柿」で各種メディアで多く紹介されました。
外側の柿には、長野県産の市田柿を使用。
”市田柿”は長野県南部伊那地方で作られる干し柿のブランドで、その手間暇かかる製法から高級スイーツとしても有名。さらに、その市田柿をひとつひとつ丁寧に種を取り出し、栗きんとんを詰め込むという手作業で仕上げたお菓子です。
全国ネットのテレビ番組で取り上げられたことからその人気に火がつき、ピーク時には5万個以上が完売したそうです。
くり屋南陽軒のオンラインショップサイトへはこちら↓