夏の金沢、ド定番おすすめスポットをぶらり女子旅!
北陸新幹線の開業も記憶に新しい、北陸の小京都・金沢市。 首都圏からもアクセスが良くなり、観光客も増加しています。のんびりとした時間が流れる小京都・金沢の街並みはぶらりと散策するにはうってつけのとても良いところ。おしゃれな小物や北陸の海のグルメなども充実していて、あたらしさと歴史の共存している街です。 今回は、金沢を訪れたら必ず訪れたい定番スポットを中心にご紹介します。
金沢の玄関口
金沢の旅の出発点はもちろん金沢駅。金沢駅に到着したら、まずは交通手段をチェックしたいところ。金沢市内の観光であれば、バスがおすすめです。
駅前に巨大なヤカン!? これは、三枝一将さんの作で『やかん体・転倒する』というアート作品。思わず写真を撮りたくなる場所。金沢駅周辺にはこんなアートがあちこちにあるので、いろいろと探してみても楽しいですよ♪
金沢の市街地は観光地にも駐車場に限りがあり、時間によっては渋滞も多いのでバスを使っての周遊が便利。金沢駅の北鉄バスセンター(金沢駅東口バスターミナル1番のりば近く他)で、1日乗車券を購入するのが便利です。1日500円で、『フリー乗車券使えます』というステッカーのあるバスが乗り放題になります。
バスはまちの雰囲気に合わせたレトロな見た目のバスも走っています。このバスに巡り合えるかどうかは運次第ですが、見かけたらぜひとも記念に写真を撮りたいところですね。
歴史を歩く
金沢は加賀藩前田家のおひざ元として江戸時代には江戸・京都・大阪と肩を並べる大都市でした。今でもその名残は街のあちこちに多く見て取れます。
金沢で最も有名な景勝地。、兼六園。 日本三名園のひとつです。定番中の定番ですが、やはり金沢に来たら欠かせないスポットのひとつ。有名な二本足の燈籠は意外と小さいので見逃し注意!! 早朝から開園しているので、朝早く金沢に着いても大丈夫。朝のひんやりした空気の中、広い庭園を散歩するのもおすすめです。
金沢城址公園
その兼六園と並んであるのが金沢城址公園。 度重なる焼失で建築当時の姿はないものの、加賀前田家の居城となれば、歴史好きにはたまらない場所。兼六園から石川門をくぐってすぐなので、こちらも散策にはいいスポットです。
長町武家屋敷跡
金沢の繁華街、香林坊から徒歩で行ける、長町武家屋敷跡。 風情のある小路に土塀の古い屋敷が並ぶところ。 武家屋敷跡野村家では、ミシュランガイドにも紹介された日本庭園を見ることができます。呈茶もあるので、どっぷりと和の世界にひたってみては?
http://www.kagayuzen-club.co.jp/experience/index.html
長町にある「長町友禅館」では、着物を1日4,000円で貸出してくれる着物着用体験や、友禅を自分で染める体験もできます。長町の武家屋敷跡や、ひがし茶屋街を歩くなら、せっかくだから着物で・・・という方はぜひ予約しておきましょう!
長町友禅会館 http://www.kagayuzen-club.co.jp/
アートを体感する
日常を離れて旅の空気を感じるのに最適なアートの世界。金沢にはそんなアートの世界も用意されています。
兼六園の西側にある、金沢観光の大人気スポット、金沢21世紀美術館。
写真の「スイミング・プール」(2004年 レアンドロ・エルリッヒ作)をはじめ、現代アートを体で感じることができるスポットとして多くの観光客が集まります。 このように、実際に体験できるアートが美術館内外に展示されており、現代アートの世界を体を使って感じることができます。
美術館内にはカフェスペースもあって、ガラス張りの美術館で外の景色を眺めながらのランチビュッフェも楽しめます。 アートを堪能した後は、カフェでティータイムを楽しんで、金沢らしいスイーツなども楽しんでみてはいかが?
金沢21世紀美術館 https://www.kanazawa21.jp/
風情を感じる街
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街は金沢でも指折りの観光スポット。その風情ある街並みは古き良き日本の佇まいを醸し出します。古風な茶屋が立ち並ぶ街並みは景色を楽しんで歩くには最高のスポットです。
金沢女子旅の一押しスポット。メインストリートには両側に趣のある建物が並び、和風のカフェやお土産物店などが並びます。金沢ならではの金箔を使った小物を見たり、まったりとお茶とお菓子をいただいたり。ゆったりとした時間を過ごすにはとてもよい場所です。
懐華樓
ひがし茶屋街の中ほどにあるお茶屋。有料で建物を見学できるほか、カフェで甘味をいただくことができます。夜は一見さんお断りで、一客一亭で華やかなお座敷が繰り広げられているそうです。
箔座
金沢の名産、金箔を使ったオリジナル商品を取り扱うお店。器やアクセサリーなど、ため息が出るようなキレイな商品がたくさん。お店の中にある輝く金色の金箔の蔵「箔座ひかり蔵」は必見!金箔を使ったアイテムづくり体験もできます。※要予約
箔座 http://www.hakuza.co.jp/index.html
ひがし茶屋街のメインストリートは短いので、さっさと歩いてしまうとあっという間に終わってしまいます。ですが、道沿いにたくさんの雰囲気のあるお店が並んでいるほかに、路地を入るとそこにも小さなお店があったりします。ゆっくり時間をかけてお店をのぞきながらあちこちぶらぶら歩くのがオススメ。
食を楽しむ
北陸といえば日本海の海の幸。金沢で買物するならもっとも代表的なスポットが”近江町市場”。海の幸のみならず、加賀野菜をはじめとする地元の名産品が並びます。市場で仕入れた食材を使った寿司店など、グルメスポットとしてもオススメです。
近江町市場
300年という長い歴史を持つ、近江町市場。活気あふれる市場には、なんといっても新鮮な日本海の海の幸がいっぱい!かに、えび、のどぐろ、中には初めて見るような大きな魚をまるごと店頭に並べているお店も。さらに、安くて新鮮な魚介をその場で食べられるお寿司屋さんなども並んでいます。加賀野菜に代表される地元の野菜や、お土産品などもある、まさに金沢の台所。市場だけあって朝早くから営業しているお店も多いので、ちょっと贅沢に豪華お寿司の朝食なんてこともできるかも。
近江町市場 http://ohmicho-ichiba.com/
近江町食堂
近江町食堂 http://ohmicho-ichiba.com/portal/servlet/ohmicho.shop?tm=082514623&pShopCode=000146
昭和5年創業の近江町市場の中でも歴史があるお店。なんといっても市場で仕入れた新鮮な魚をふんだんに使った海鮮丼が人気。
DATA: 金沢市青草町1
076-221-5377
営業時間 10:30~15:00、17:00~22:00(日曜連休最終日は20:00)
定休日1/1から1/4
http://ohmichosyokudo.amsstudio.jp/
(株)フルーツ坂野
http://ohmicho-ichiba.com/portal/servlet/ohmicho.shop?tm=082650722&pShopCode=000032
金沢市民から愛され続ける創業約70年というバナナにこだわる果物店。旬のフルーツをそのままその場で食べられるように、いちごやパインを串にさしたものや、オレンジをそのままくりぬいてストローを刺した100%生オレンジジュースなど、食事の後に口直しにも新鮮なフルーツは最適。
DATA: 金沢市青草町88
076-261-4473
営業時間 9:00~17:00
不定休
http://fruits-sakano.amsstudio.jp/
もりもり寿司近江町店
「せっかく近江町市場に来たので、お寿司を食べたい・・・けど、カウンターのお寿司屋さんはちょっと・・・。」という方には、”もりもり寿司”がおすすめ。市場内にある回転寿司で、市場の新鮮な魚を職人さんが目の前で握ってくれます。
DATA: 金沢市青草町88
056-262-7477
営業時間 7:00~17:00
http://morimorisushi-ohmicho.amsstudio.jp/
金沢でお土産買い物
金沢の定番観光地を回った後は、金沢駅の中を散策。金沢駅の中には『金沢百番街』というショッピングモールがあります。ココで買い忘れたお土産などを探してみるもよし、新幹線の時間までをウィンドーショッピングしてみるもよし。思い思いの時間を過ごしましょう。
気候と服装
金沢は日本海側気候で、冬には雨・雪の日が多いですが、積雪することは少ないそうです。夏は湿度が高く、気温が35℃を超える日も度々あります。比較的天気が安定するのは4月5月10月。ゴールデンウィークと秋ごろがねらい目ですが、日照時間がほかの地域よりも短いことに注意してください。 ですので、冬の旅行ならかなり厚めのコートなど、夏なら通気の良いシャツなどがおすすめです。歩きスポットが多いので、動きやすいパンツやシューズがおすすめです。
加賀百万石の都、金沢の魅力が少しでも伝わったでしょうか?
今回はかなりベタな定番スポットばかりをご紹介しました。この他にも金沢らしい魅力あるスポットはたくさんあります。何度も行きたくなる魅力ある街です。